はじめに
「友人の結婚式二次会の司会進行を頼まれてやる気満々!でも……司会進行って何をするんだろう?」初めて結婚式の司会進行を頼まれたら、誰でも不安を感じるものです。
司会者は単にその場を盛り上げるだけでなく、会全体をスムーズに進行させる「司令塔」の役割があります。責任重大に思えるかもしれませんが、実は成功の9割は事前の準備で決まります。しっかりと準備さえしておけば、当日は焦ることなく楽しむことができます。
今回は、結婚式二次会当日の司会進行で気をつけるべきポイントを5つに絞ってご紹介します。これを読んで、自信を持って当日を迎えましょう!
1、会場の設備・機材の最終確認
当日一番起きやすいトラブルが「機材関係」です。「マイクが入らない」「BGMが流れない」「映像が映らない」といったトラブルは、会場の空気を一気に冷ましてしまいます。
以下のポイントは必ず事前に、できれば当日のリハーサルで確認しましょう。
・マイクの本数と種類(有線かワイヤレスか)
・BGMの再生方法(CD、スマホ、PCなど)
・プロジェクターとの接続端子(HDMI、USB-Cなど)
特にPCやスマホを持ち込む場合は、変換アダプタが必要なケースも多いので要注意です。
2、受付や幹事との連携・最終打ち合わせ
司会者は一人で戦うわけではありません。幹事や受付スタッフとの連携が不可欠です。
特に確認しておきたいのが「トラブル時の対応」と「時間の変更」です。例えば、ゲストの到着が遅れている場合、スタートを5分遅らせるのか、定刻通り始めるのか。こういった判断基準を事前に共有しておきましょう。
また、当日連絡が取り合えるよう、LINEグループを作っておくのもおすすめです。
3、新郎新婦への質問で主役を引き立てる
歓談中、ゲスト同士が盛り上がってしまい、新郎新婦がポツンと取り残されてしまうことがあります。そんな時こそ司会者の出番です。新郎新婦にインタビューをして、会場の注目を二人に集めましょう。
【使える質問例】 ・「今の率直な気持ちを一言!」
・「今日の衣装、ここを見てほしい!というポイントは?」
・「お互いに改めて愛のメッセージをどうぞ!」
こういった質問を投げかけることで、会場全体が温かい雰囲気に包まれます。
4、タイムキープを忘れずに
二次会会場は利用時間が厳密に決まっていることがほとんどです。延長すると追加料金が発生することもあるため、時間管理は司会者の最重要任務の一つです。
・各プログラムの所要時間を把握する
・時間が押した時にカットできる項目を決めておく(ゲームの時間を短くするなど)
腕時計やスマホのタイマーを活用し、常に時間を意識しながら進行しましょう。
5、参加者と共に「祝福の気持ち」を忘れない
テクニックも大切ですが、一番重要なのは「心」です。司会者が「やらされている感」を出してしまうと、それはゲストにも伝わってしまいます。逆に、司会者が心から楽しんで祝福していれば、そのハッピーなオーラは会場全体に伝染します。
「大切な友人の晴れ舞台を一番近くで祝える特等席」だと思って、笑顔と明るい声を心がけてください。
【保存版】そのまま使える!司会台本テンプレート
司会進行で一番悩む「何を言えばいいの?」を解決する、シーン別の台本例です。アレンジして使ってください。
オープニング
「本日はお忙しい中、新郎〇〇くん、新婦〇〇さんの結婚式二次会にお集まりいただき、誠にありがとうございます。 司会を務めさせていただきます、新郎友人の〇〇です。精一杯務めさせていただきますので、どうぞよろしくお願いいたします!」
乾杯
「それでは、乾杯の発声に移りたいと思います。乾杯のご発声は、新郎友人の〇〇様にお願いしたいと思います。 〇〇様、よろしくお願いいたします!」
歓談中のインタビュー(場をつなぐ時)
「皆様、お食事は楽しんでいらっしゃいますでしょうか?ここで少し、主役のお二人に突撃インタビューをしてみたいと思います!」 「〇〇くん、改めて今の幸せな気持ちを、会場の皆様に叫んでもらってもいいですか?」 「〇〇さん、今日の〇〇くんのタキシード姿、点数をつけるとしたら何点ですか?」
トラブル発生時(機材トラブルなど)
「ただいま、少々機材の調整を行っております。復旧まで今しばらくお待ちください。 その間、ぜひお手元のドリンクを補充したり、新郎新婦との写真撮影をお楽しみください!」
時間調整(巻きの案内)
「楽しい時間はあっという間で、そろそろお開きの時間が近づいてまいりました。 まだ新郎新婦とお話しできていない方は、ぜひ今のうちにメインテーブルへお越しください!」
締めの挨拶
「宴もたけなわではございますが、そろそろお開きの時間となりました。 本日はお集まりいただき、本当にありがとうございました。 新郎新婦の末永い幸せを願って、盛大な拍手でお見送りください!」
ゲーム進行もこれで安心!「Ennoshita」
「司会進行だけでも大変なのに、余興のゲームまで手が回らない…」そんな方におすすめなのが、スマホで簡単にクイズ大会ができるツール「Ennoshita」です。
・アプリ不要!QRコードで簡単参加
・面倒な集計も自動でランキング化
・回答状況が見えるから盛り上がる
司会の負担を大幅に減らしつつ、ゲスト全員が楽しめるクイズ大会が開催できます。回答状況が正解発表前に見えることで盛り上がりポイントを作り上げることができます。ぜひ活用してみてください。
おわりに
いかがでしたか?司会進行は準備することが多くて大変ですが、その分、終わった後の達成感と新郎新婦からの感謝の言葉は格別です。
今回ご紹介した5つのポイントと便利なツールを活用して、最高の二次会を作り上げてくださいね!応援しています!