結婚式や披露宴の余興で事前に準備しておくべきポイント

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最終更新:2021/7/2

新郎新婦をはじめ、ゲストも幸せな気持ちに包まれる結婚式。

主役のふたりにとっては、これまでの感謝とこれからはじまる新生活への決意を伝える場所でもあります。

一方で、披露宴のあとには、親しいひと同士で二次会をおこなうことが多いですよね。

結婚式よりもカジュアルにお祝いができる二次会ですが、幹事を任された場合はあらかじめ準備をしておく必要があります。二次会の楽しみは、皆で楽しめる余興だというひとも多いことでしょう。 二次会を成功させるために、事前に準備しておくべきポイントについてご紹介します。

新郎新婦との打ち合わせはこまめに

二次会を行う際には、あらかじ前もって決めておくべきことがたくさんあります。

まずは、新郎新婦と双方の幹事が集まり、二次会のイメージを共有することが大切です。

幹事同士が顔を合わせておくことで、チームワークが生まれ、安心して二次会の準備を進めることができるでしょう。

また、主役である新郎新婦との打ち合わせを念入りにおこなうことも欠かせません。

具体的に、どのような内容について打ち合わせを行うとよいのでしょうか。

ゲストの人数

二次会は、親しい友人同士で行うのか、会社関係の人も招待するのかなど新郎新婦がきめる場合がほとんどです。

二次会への出欠のやりとりも、新郎新婦とゲストでおこなわれることが多いですが、もちろん幹事も人数の把握をしておく必要があります。

人数によって、会場の規模や予算が変わってくるからです。

また、出席や欠席の追加が頻繁に行われるため、新郎新婦とはこまめに連絡を取り合うようにしましょう。

グループラインなどの打ち合わせ用のツールを使用すると、いつでも連絡が取れて安心ですね。

予算や会費をどうするか

人数のほかにも、二次会の予算を考える必要があります。

その場合、二次会は会費制で行うのか、新郎新婦が少し負担するのかなどをきちんと決めておくことが大切です。

一般的には、先に会費を決めて、それに見合う会場や内容を決める方法があります。

この方法では、限られた範囲での開催になるため、スムーズに打ち合わせができます。

ほかにも、内容や場所を決めたうえで、会費を設定するパターンもあります。

こちらの方法では、新郎新婦が希望する演出や場所など考慮したうえで、会費の設定ができます。

どちらも、新郎新婦と幹事同士でしっかりと話し合い、ゲストの負担にならない範囲で設定をしましょう。

会場はどこにするのか

二次会をおこなう会場は、新郎新婦が指定する場合と幹事が決める場合があります。

新郎新婦が指定する場合でも、場所が決まったらあとの事柄は幹事にお願いするというパターンが多いようです。

幹事が会場を決める場合は、さまざまな点に配慮して決める必要があります。

特に、結婚式が多く行われる土曜日と日曜日は、ほかのグループと予約が重なる可能性があります。

そうならないためにも、会場の候補が決まったらすぐに予約してくださいね。

できるだけ会場に足を運ぶ

会場が決まったら、実際に足を運んでみましょう。

実際に見て確認をすることで、より具体的な計画を立てることができます。

下見をせずに当日を迎えると、イメージしていた内容とは異なり、予期せぬトラブルに見舞われる可能性があります。

事前の下見でチェックしておくべき点をご紹介します。

会場のつくりを確認する

下見の際は、会場の広さや様子を確認しておきましょう。

大勢がゆったりと過ごせる広さなのか、机やいすのレイアウトは変更可能なのかなど二次会にふさわしい環境かどうかが大切です。

また、ゲストの荷物を預けるクロークの有無や、新郎新婦が着替えるためのスペースがあるのかも確認しておくと安心ですね。

会場で使える機材の確認

二次会では、会場にいる全員が楽しめるようにゲームや余興が行われます。

その際に必要なプロジェクターや音響機材などの設備があるのかどうかを確認しましょう。

ない場合は、持ち込みであれば使用可能なのか、そもそも使用できないのかによって二次会の内容も大きく異なります。

一方で、もし設備があったとしても有料での貸し出しとなる場合がありますので注意が必要です。

会場へのアクセス

二次会の会場選びで一番大切なことは、会場へのアクセスです。

二次会のみ出席するゲストもいるため、双方がアクセスしやすい場所にすると安心です。遅くなっても帰宅に困らないよう、公共交通機関が充実している会場を選びましょう。

特に女性のゲストの場合、高いヒールとパーティドレスを身につけているためなるべく移動距離が少ない場所が好まれます。

最寄りの駅やバス停から、徒歩10分以内の場所だと理想的です。

また、車で参加するゲストがいる場合は、会場や近くに駐車場があるのかも確認しておきましょう。

段取りを作成してリハーサルをする

当日はスムーズに二次会をすすめられるように、あらかじめリハーサルや段取りをしっかりと決めておきましょう。

そうすることで、改善点を発見できたり、幹事の負担を減らしたりすることができます。

結婚式会場からの移動に加え、二次会の準備や進行など、当日も幹事の仕事はたくさんあります。

新郎新婦だけではなく、幹事同士でこまめに打ち合わせを行いましょう。

事前に準備や練習を念入りに

まずは、二次会で行う余興の内容を決めましょう。

それによって、事前に準備しておくものがはっきりするので作業を進めやすくなります。

例えば、景品付きのビンゴゲームの場合、準備すべき景品の数や種類はあらかじめ決めておかないと、当日になって困りますよね。

また、サプライズムービーやダンスを披露する場合は、余裕をもって撮影や編集をしたり、事前に練習したりする必要があります。

当日に慌てずにすむように、念入りに準備や練習をしておきましょう。

役割分担をしっかりと

事前準備や当日の役割分担をしておくと、余裕をもって準備をすすめることができます。

また、当日もこまかく役割を決めておくことで、幹事の負担軽減にもつながります。

幹事主体で進める場合でも、前もって新郎新婦と幹事で役割分担をはっきりとさせておきましょう。

例えば、出欠の確認や二次会の案内は新郎新婦、それ以外の会計や二次会の進行については幹事が担当するなど決めておく準備をすすめやすいですね。

特に二次会当日は、受付や司会、会計や撮影係などたくさんの人手が必要です。

二次会に参加するゲストのなかから、幹事のサポートをしてくれるひとを決めてお願いしておくと安心です。

役割分担表を作成すると、それぞれの役割がはっきりとわかるので相談や打ち合わせがしやすくなりますね。

余興をする人がどんな人かをできるだけ伝える

いよいよ二次会当日を迎えると、事前にしっかりと準備を進めていても、何かしらの予定外のことが起こりがちです。

特に、この日のために練習を重ねてきた余興はしっかりと成功させたいですよね。

余興を行う場合、その人がどのような人なのかを紹介しておくとゲストも親近感がわき、安心して楽しめます。

ただ、紹介するとはいっても注意すべき点がいくつかあります。

新郎新婦との関係について述べる

余興の前に、新郎新婦との関係性を伝えておきましょう。 二次会に出席するゲストのなかには、初めて顔を合わせるひとも多いため緊張しているひともいることでしょう。

余興をするひとは、新郎新婦とどのような間柄なのかを紹介することで、どのような学生時代を送ったのかなどの人柄を垣間見ることができます。

盛り上げ上手な友人や同僚はありがたい存在ですね。

お祝いの言葉は簡潔に

自己紹介する際には、同時にお祝いの言葉を述べることがほとんどです。お祝いの気持ちを伝えたいあまり、余興の前に長々と話すのは禁物です。余興をするなかからひとりだけ代表者を決め、簡潔にあいさつをしましょう。余興が成功するか不安ななか話をするのは緊張が増すので、あらかじめ内容を考えておくと安心です。

結婚式の祝辞や友人代表スピーチほどかしこまる必要はありません。 親しい関係性だからこそ話せるあいさつを心がけると、会場の雰囲気もより盛り上がることでしょう。

大勢を巻き込んで一体感を持って二次会を成功させよう! 二次会では、参加者全員が楽しめる二次会になるように心がけることが大切です。

新郎新婦と気心の知れた仲のひとたちが集まるため、リラックスして楽しい時間を過ごせます。

学生時代の友人同士では、久しぶりの再会で話に花を咲かせるひとも多いことでしょう。

その場合でも、全員が一体となって楽しめる余興やゲームの時間を設けることでゲスト同士の交流も深まります。

一体感のある二次会にするには、どのような点に注意するとよいのでしょうか。

みんなで楽しめるゲームや余興を行う

ゲスト全員が参加できるゲームや余興を準備しておきましょう。

例えば、ビンゴゲームは景品が当たるかもしれないドキドキ感もあいまって盛り上がりますよね。

ほかにも、新郎側と新婦側のゲストでいくつか混合チームを作って、一緒に宝探しや新郎新婦にまつわるクイズ大会を行う余興などもあります。

一体となって盛り上がることで、ゲストも思い出に残りますね。

ただ、盛り上げようとするあまり余興ばかり行うのは禁物です。

歓談の時間も設けて、新郎新婦とゲスト同士がゆっくり話せる時間を確保するとよいでしょう。

お祝いの席だということを忘れずに

親しい友人同士が集まって、アルコールも入るとつい仲間同士で盛り上がってしまいがちです。

しかし、学生時代のノリで余興を行うと、場合によっては会場の雰囲気を悪くさせる可能性もあります。

カジュアルな雰囲気で、新郎新婦を直接お祝いできるのが二次会の魅力です。

結婚式では常にスケジュール通りに進められるため、新郎新婦とゆっくり話す時間はないことがほとんどです。

二次会は友人同士の飲み会や同窓会のような雰囲気になりますが、あくまでお祝いの席であるということを忘れないようにしましょう。

まとめ

幹事を任されるということは、新郎新婦から信頼されている証拠です。

とはいえ、当日までに準備しておくことがたくさんあり、無事に終わるまでは気が気ではないですよね。

しかし、何よりも新郎新婦の結婚をみんなで祝おうとする気持ちが大切です。

事前に新郎新婦や幹事同士でしっかりと話し合いを行い、準備をきちんとすすめることで不安は徐々に解消されます。

背負いすぎずに準備も楽しみながら、みんなで協力し合って二次会を成功させましょう。

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