会社の新年会幹事を任された皆様、準備は順調でしょうか？
「通常業務が忙しくて企画を考える時間がない」
「若手からベテランまで、全員が楽しめるゲームが思いつかない」
「せっかく準備しても、当日盛り上がらなかったらどうしよう……」
これらは、多くの幹事様が抱える共通の悩みです。特に近年の社内新年会は、ただお酒を飲むだけの会ではなく、「今年の方針やスローガンを共有しながら社員同士の距離を縮める」キックオフイベントとしての役割が求められています。
しかし、スライド作成や景品の買い出し、当日の司会進行まで全てを完璧にこなそうとすると、幹事様の負担は計り知れません。どんなゲームを選べば参加者の満足度を高めつつ、幹事の負担を減らせるのでしょうか？
この記事では、2025年の最新トレンドを踏まえた「新年会おすすめゲーム」を厳選して紹介します。ビンゴ以外の新年会余興ネタや、大人数の新年会・オンライン開催にも対応した進行ノウハウも解説します。
1. なぜ今、新年会に「質の高いゲーム」が必要なのか？
ただの飲み会ではなく、なぜ「ゲーム」の質にこだわる必要があるのでしょうか。そこには、企業イベントを取り巻く環境の変化が大きく関係しています。
参加者の意識変化とデータ
東京商工リサーチの調査によると、今シーズン忘・新年会を実施する企業は約6割まで回復しています。
一方で、開催しない企業の理由としては「開催ニーズが高くない」が最多で、参加に抵抗感を示す従業員が増えたという声も4割超にのぼります。
つまり、「わざわざ参加する価値のある時間」を提供できなければ、参加者の満足度は下がり、ただの「やらされイベント」になってしまうのです。
ゲームが解決する3つの課題
質の高いゲームを導入することで、以下の3つの組織課題を解決できます。
心理的ハードルの低下: 会話が苦手な社員でも、ゲームという共通の目的があれば自然と交流できます。
世代間ギャップの解消: 知識や経験に依存しないゲームを選ぶことで、役職や年齢に関係なくフラットに楽しめます。
帰属意識の向上: チームで協力して勝利を目指す体験は、組織へのエンゲージメントを高める効果があります。
2. 【人数・形式別】新年会おすすめゲーム15選
新年会は、一年の方針やスローガンを共有しつつ、社員同士の距離を縮める絶好の機会です。ここでは、昭年の振り返りや今年の目標と絡めやすいゲームを中心に、新年会にぴったりのネタを15選紹介します。
全員参加型！オフライン（対面）向けゲーム
会場に集まって行う場合、身体を使ったり、場の熱量を共有できるゲームが適しています。
昭年振り返りクイズ（⏱20分 👥10〜100名）: 「去年達成した最大の売上は？」「新設された制度は？」など、昭年の社内トピックをクイズに。一年の終わりと始まりを意識できる新年会ならではの鉄板ネタ。
格付けチェック（⏱20分 👥10〜50名）: 高級食材と安価な食材を目隠しで食べ比べ。準備は大変ですが盛り上がります。
ジェスチャーゲーム（⏱15分 👥10〜30名）: 声を出さずに身振り手振りでお題を伝える定番ゲーム。
マシュマロ・チャレンジ（⏱20分 👥10〜40名）: パスタとマシュマロで高い塔を作るチームビルディングゲーム。
名前ビンゴ（⏱20分 👥20〜50名）: 数字の代わりに社員の名前を書くビンゴ。交流のきっかけになります。
リモートでも一体感！オンライン・ハイブリッド向けゲーム
ZoomやTeamsを使用する場合、画面越しでも参加しやすい工夫が必要です。
オンライン謎解き脱出ゲーム（⏱30分 👥5〜20名）: チームで協力して謎を解く。没入感が高いのが特徴。
家にあるものしりとり（⏱10分 👥5〜15名）: 家にある実物を持ってきてしりとりをするゲーム。
バーチャル背景大喜利（⏱10分 👥5〜20名）: お題に合わせた面白いバーチャル背景に変える大喜利。
Googleストリートビュー旅行（⏱15分 👥5〜30名）: 指定された場所をストリートビューで探す探索ゲーム。
ミュートで読唇術（⏱10分 👥5〜15名）: ミュート状態で何を言っているか当てるゲーム。
準備不要！短時間でできるミニゲーム
隊間時間や、ちょっとしたアイスブレイクに最適です。
後出しジャンケン（⏱5分 👥10〜100名）: 司会に「負けてください」などの指示通りにジャンケンする脳トレ。
10秒当てゲーム（⏱5分 👥10〜50名）: ストップウォッチを見ずに10秒ぴったりで止める。
ハイ＆ロー（⏱10分 👥10〜50名）: 次に出るトランプの数字が大きいか小さいか当てるだけ。
カタカナ禁止ゲーム（⏱10分 👥4〜20名）: カタカナ語を使わずに説明するゲーム。
スタンドアップゲーム（⏱10分 👥10〜100名）: 誰とも被らずに立ち上がる心理戦。
アナログゲーム vs デジタルゲーム 比較表
ゲームを選ぶ際は、準備の手間と演出効果のバランスを考えることが重要です。
項目 | アナログゲーム（ビンゴ・紙クイズ等） | デジタルゲーム（スマホ回答・アプリ等） |
|---|---|---|
準備の手間 | 非常に多い（カード購入、配布、集計） | 少ない（URL共有のみ、自動集計） |
集計スピード | 遅い（手動確認が必要） | 即時（リアルタイムでランキング表示） |
演出効果 | 司会の力量に依存する | 画面演出で誰でも盛り上げやすい |
不正リスク | 発生しやすい（カンニング等） | システム制御で防止可能 |
コスト | 低い（100均などで揃う） | ツール利用料がかかる場合がある |
3. 幹事の負担を減らす！準備と進行のチェックリスト
ゲームが決まったら、次は準備です。抜け漏れを防ぐために、以下のチェックリストを活用してください。
✅ 企画・準備フェーズ
目的の明確化: 交流メインか、慰労メインか？
ターゲット設定: 参加者の年齢層、男女比、ITリテラシーは？
予算配分: 景品代、ツール代、備品代のバランス調整。
所要時間の見積もり: ゲーム説明、実施、結果発表を含めた時間配分。
景品の選定: もらって嬉しいもの（ギフト券、体験ギフト）とネタ枠を用意。
✅ 当日・進行フェーズ
リハーサル: マイク、プロジェクター、オンラインツールの接続テスト。
ルール説明の簡略化: 複雑なルールは避け、スライド1枚で伝わるように。
BGMの用意: シンキングタイムや正解発表時の効果音は必須。
予備プラン: 機材トラブル時や時間が余った時のためのサブゲーム用意。
📅 90分の新年会 進行例
当日のイメージが湧きやすいよう、代表的なタイムテーブルも紹介します。
時間 | 内容 |
|---|---|
18:00 | 開会・社長挨拶（今年の方針共有） |
18:10 | 乾杯 |
18:15 | 歓談①（食事を楽しむ） |
18:35 | 昭年振り返りクイズ（Ennoshita活用） |
19:05 | 歓談②・席替え |
19:25 | 今年の目標共有・表彰 |
19:45 | 締めの挨拶・閉会 |
新年会ならではの「今年の方針共有」と「昭年の振り返り」をセットで組み込むことで、単なる飲み会ではなくキックオフイベントとしての価値が高まります。
4. 「盛り上がらない」を防ぐ！注意すべき3つのリスク
せっかくの企画も、配慮が足りないと逆効果になることがあります。ここでは避けるべきリスクと対策を紹介します。
① 一部の内輪だけで盛り上がってしまう
特定の部署や年代にしか分からないネタ（昔の社内行事や、特定のアニメネタなど）は、それ以外の人を白けさせてしまいます。
【対策】
クイズなら「全社員が知っていること（企業理念、オフィス周辺ネタ）」や「運要素のあるゲーム」を取り入れ、全員に参加資格がある状態を作りましょう。
② ハラスメント・コンプライアンスリスク
「罰ゲームで一発芸を強要する」「身体的な接触が多い」「容姿をいじる」といった内容は、今の時代、完全にNGです。
【対策】
罰ゲームではなく「勝者への称賛」にフォーカスしましょう。負けたチームへのペナルティが必要な場合も、「激辛」や「恥ずかしいセリフ」ではなく、「片付け担当」など実務的なものに留めるのが無難です。
③ 集計に時間がかかり、間延びする
紙のクイズやビンゴでよくあるのが、集計やリーチ確認に時間がかかり、会場の熱気が冷めてしまうパターンです。司会が必死に場を繋ぐのは限界があります。
【対策】
集計が自動化されるデジタルツールを導入するか、集計スタッフを十分に配置しましょう。スピード感は盛り上がりの命です。
5. まとめ：スマートな新年会を実現するために
新年会のゲームは、一年のスタートダッシュを決める重要なコンテンツです。しかし、幹事様が準備に忙殺され、当日疲弊してしまっては元も子もありません。
成功の鍵は、「参加者全員がカンタンに参加でき」かつ「幹事の負担を最小限にする」仕組みを取り入れることです。
パワーポイントよりも「Ennoshita」でスマートな運営を
もしあなたが、クイズ大会のスライド作成や当日の集計作業に不安を感じているなら、クラウド型リアルタイムクイズサービス「Ennoshita」の活用をおすすめします。
Ennoshitaを使えば、以下のメリットが得られます：
スマホで参加: 専用アプリ不要。QRコードを読み込むだけで全員が回答者に。
準備がラク: テンプレートを使えば、問題を考えるだけでリッチなクイズ画面が完成。
リアルタイム集計: 誰が正解したか、どの選択肢が多かったかが瞬時にスクリーンに表示され、会場がどっと沸きます。
オンライン対応: 会場にいる人も、リモート参加の人も、全く同じ条件で楽しめます。
たとえば「昭年のプロジェクト振り返りクイズ」や「今年のスローガン当てクイズ」など、新年会ならではの内容も、Ennoshitaならテンプレートを少し編集するだけで簡単に作成できます。キックオフ的な新年会で使いやすいのも特徴です。
「スライドのデザインをどうしよう」「集計ミスが怖い」といった悩みから解放され、幹事様自身もイベントを楽しむことができます。
2025年の会社の新年会は、アナログな運営から脱却し、テクノロジーの力を借りて、参加者全員の記憶に残る最高の社内イベントにしませんか？
まずは無料プランで、その手軽さと盛り上がりを体験してみてください。
6. よくある質問（FAQ）
Q. 新年会のゲーム時間は全体のどれくらいにすべき？
A. 全体の20〜30%（90分の会なら20〜30分）が目安です。 新年会は挨拶や方針共有の時間も必要なので、ゲームは盛り上がっているうちにサクッと終わらせるのがコツ。「昭年振り返りクイズ」1本に絞るのも効果的です。
Q. 役員も参加するフォーマルな新年会で使えるゲームは？
A. 座ったまま参加できるクイズ大会がおすすめです。 昭年の社内トピックや業界ニュースを题材にしたクイズなら、年齢問わず楽しめます。下ネタや容姿いじりになりやすいゲームは避けましょう。
Q. オンライン参加者がいる場合、ゲームはどう選べばいい？
A. スマホ参加型のデジタルゲームがベストです。 Ennoshitaのようなツールを使えば、会場とリモート参加者が同じ条件で回答できるため、不公平感がなくなります。