【2025年最新版】 懇親会で使えるゲームアイデア15選|初対面でも会話が弾む交流ネタ

#懇親会

最終更新:2025/12/6

「来月の懇親会、幹事よろしくね」

上司からそう言われた瞬間、プレッシャーを感じてしまった経験はありませんか?

懇親会は、普段あまり話さないメンバー同士がつながる貴重なチャンスです。部署や職種、拠点をまたいだメンバーが集まることも多く、ここで生まれた会話が、後日のプロジェクトや日常のコミュニケーションをスムーズにしてくれます。

一方で幹事からすると、「もし盛り上がらなかったらどうしよう」「初対面同士で会話が続かず、気まずい沈黙が流れたら……」という不安がつきまとうものです。実際、JTBコミュニケーションデザインの調査では、

社内イベントの「良くなかった点」として「一方的に聞くだけで退屈した」と答えた人が30%で最多という結果も出ています。

会話のきっかけがないまま一方的な進行になると、せっかくの懇親会でも「退屈だった」という印象になりやすいのです。

そのための最強のツールが「懇親会のゲーム」です。適切なゲームを取り入れることで、部署間の壁を壊し、自然な会話を生み出すことができます。しかし、ただ闇雲にゲームを選べば良いわけではありません。参加者の属性や人数、会場の環境に合わせた選定が必要です。

この記事では、年間数多くの社内イベントをサポートしてきた知見をもとに、社内懇親会で使える厳選ゲームアイデア15選と、失敗しない進行のコツを解説します。オンライン懇親会にも対応したネタも紹介しますので、準備の手間を減らしつつ、確実に盛り上がる懇親会を実現しましょう。

1. 懇親会ゲームを成功させる3つの鉄則

ゲームのアイデアを探す前に、まずは「なぜそのゲームをやるのか」という土台を固めることが重要です。ここがブレていると、どんなに面白いゲームでも「ただ騒がしいだけ」で終わってしまいます。

① 目的と参加者属性のマッチング

懇親会の目的は一つではありません。「新入社員の顔と名前を一致させたい(アイスブレイク)」のか、「部署間の壁を取り払って結束力を高めたい(チームビルディング)」のかによって、選ぶべきゲームは変わります。

特に社内懇親会では、「普段接点のないメンバー同士が話せたか」「部署や拠点の垣根を少し下げられたか」といった、ネットワーキングの観点で目的を整理しておくことが重要です。 本社と支店、現場とバックオフィス、グループ会社との合同懇親会など、「横のつながり」を意識した設計ができると、懇親会の価値がグッと高まります。

また、参加者の年齢層や関係性も重要です。若手中心なら体を動かすゲームも盛り上がりますが、役員クラスも参加する場であれば、座ったまま知的に楽しめるクイズなどが好まれます。

✅ ゲーム選定前の診断チェックリスト

以下の項目をチェックして、自社の懇親会に求められている要素を整理してみましょう。

  • 参加人数:全員で一つのゲームをするか、チームに分かれるか?

  • 所要時間:ゲームに割ける時間は15分か、1時間か?

  • 会場設備:プロジェクターやスクリーン、マイクは使えるか?

  • 関係性:初対面が多いか、既知の間柄か?

  • 雰囲気:ワイワイ盛り上がりたいか、じっくり話したいか?

② ルールの単純化(「30秒」で伝わるか)

懇親会の場では、お酒が入っていたり、食事をしながらだったりと、参加者の注意力が散漫になりがちです。複雑なルール説明が必要なゲームは、理解する前に飽きられてしまうリスクがあります。

「30秒以内でルール説明が完了する」レベルのシンプルさを目指しましょう。直感的に何をするかが分かり、勝ち負けが明確なものがベストです。

③ 全員が「主役」になれる工夫

一部の人だけが盛り上がり、残りの人が観客になってしまう状況は避けなければなりません。特にクイズ大会などで「早押し」形式にすると、声の大きい人や積極的な人だけが回答しがちです。

全員が回答権を持つ、あるいはチーム全員で協力しないと答えが出ない仕組みを取り入れることで、参加率(エンゲージメント)を高めることができます。

2. 【シーン別】懇親会で会話が弾むおすすめゲームアイデア15選

ここからは、社内懇親会で実際に使いやすいゲームアイデアを紹介します。初対面同士の懇親会アイスブレイクから、部署横断のチームビルディング、大人数の全社懇親会まで、目的や人数に合わせて使い分けてください。

アイスブレイク・初対面向け(少人数〜中規模)

まだ緊張感が漂う序盤や、新入社員歓迎会などに最適です。

  • 共通点探しゲーム(⏱10分 👥4〜20名)

チーム内で「全員に共通すること」を制限時間内にいくつ見つけられるか競います。「朝ごはんはパン派」「黒い靴下を履いている」など、些細なことでOK。会話のきっかけ作りに最強です。

  • 実は〇〇です!自己紹介(⏱5分〜 👥5〜30名)

普通の自己紹介にプラスして、「実は私、〇〇なんです」という意外な一面を一つ発表します。後の雑談ネタとして機能します。

  • 積み木自己紹介(⏱10分 👥5〜10名)

前の人の名前と特徴を言ってから、自分の自己紹介をする記憶力ゲーム。「メガネをかけたAさんの隣の、猫好きなBです」と繋いでいきます。

  • バースデーチェーン(⏱5分 👥10〜30名)

言葉を発さずに、身振り手振りだけで誕生日の早い順(1月1日〜)に一列に並ぶゲーム。非言語コミュニケーションで一体感が生まれます。

  • ウソ・ホントゲーム(⏱15分 👥5〜20名)

自分に関する3つのエピソードのうち、1つだけ嘘を混ぜて発表し、どれが嘘か当ててもらいます。

チームビルディング・協力型(中規模〜大人数)

部署横断のチームなどで、協力して課題を解決するゲームです。

  • ペーパータワー(⏱15分 👥10〜40名)

A4用紙だけを使って、制限時間内にどれだけ高いタワーを作れるか競います。作戦タイムでの議論がチームワークを醸成します。

  • ジェスチャー伝言ゲーム(⏱15分 👥10〜30名)

お題を言葉を使わずにジェスチャーだけで後ろの人に伝えていく定番ゲーム。最後の人とお題の食い違いで爆笑が生まれます。

  • マシュマロ・チャレンジ(⏱20分 👥10〜30名)

パスタ、テープ、ひも、マシュマロを使って自立する塔を作る有名なチームビルディングゲーム。PDCAサイクルを回す体験ができます。

  • お絵かきしりとり(⏱10分 👥4〜20名)

絵だけでしりとりを繋げていくゲーム。画伯(絵が苦手な人)の存在が場を和ませます。

  • コンセンサスゲーム(NASAゲームなど)(⏱30分 👥5〜20名)

「月面で遭難したとき、手元にある15のアイテムの優先順位は?」など、正解のない問いに対してチームで合意形成を行うゲーム。議論が深まります。

全員参加・盛り上がり重視(大人数・パーティー)

結婚式二次会や全社忘年会など、とにかく一体感を作りたい時に。

  • スマホ参加型クイズ大会(⏱20分 👥20〜200名)

全員が自分のスマホから回答できるクイズ。会社に関するネタや新郎新婦クイズなどを出題。集計が瞬時に出るため盛り上がります。

  • ビンゴ大会(アレンジ版)(⏱20分 👥20〜100名)

ただ数字を開けるだけでなく、マスに「社長の名前」「一番遠くから来た人」などの条件を書き、該当する人を探してサインをもらう「人探しビンゴ」にすると交流が生まれます。

  • 100円争奪じゃんけん(⏱10分 👥20〜100名)

全員が100円玉を握りしめて参加。近くの人とじゃんけんし、勝ったら相手の100円をもらえる。最後に総取りした人が優勝。シンプルですが熱狂します。

  • スタンドアップゲーム(⏱10分 👥10〜100名)

司会者が「今日、朝ごはんを食べてきた人?」などの質問をし、該当者は立ち続ける(または座る)。最後に残った人が勝ち。

  • 格付けチェック風ゲーム(⏱20分 👥10〜50名)

高級食材と安い食材を目隠しで食べて当てるなど、テレビ番組のパロディ。代表者が挑戦し、チームで予想する形式にすると全員参加型になります。

3. 失敗リスクを回避!幹事が注意すべき落とし穴

楽しいはずのゲームが、逆に場の空気を凍らせてしまうこともあります。ここでは、よくある失敗パターンと対策を紹介します。

① 内輪ネタ・下ネタの暴走

特定の部署や仲良しグループにしか分からない「内輪ネタ」は、それ以外の人にとって疎外感しかありません。また、下ネタや容姿いじりは、今の時代ハラスメントリスクが非常に高く、絶対に避けるべきです。

対策:クイズの問題などは、事前に第三者(他部署の人など)に見てもらい、誰でも理解できるか、不快感がないかチェックしましょう。

② 進行のグダグダ(機材トラブル・集計ミス)

「プロジェクターが映らない」「得点集計に時間がかかりすぎて間延びする」といったトラブルは、参加者のテンションを一気に下げます。

対策:

  • 事前の機材リハーサルは必須です。

  • アナログでの集計(正の字を書くなど)は時間がかかるため、集計係を複数用意するか、デジタルツールを導入しましょう。

③ 罰ゲームの強要

負けたチームへの罰ゲームは盛り上げ要素の一つですが、一気飲みや過度な恥ずかしめはNGです。

対策:罰ゲームではなく「優勝チームへの豪華景品」でモチベーションを上げるポジティブな方向付けがおすすめです。もし罰ゲームを入れるなら、「激辛シュークリーム」や「モノマネ」程度のかわいいものに留めましょう。

4. 準備時間を半減させるデジタルツールの活用

「ゲームをやりたいけど、スライド作りや小道具の準備に時間が割けない……」

そんな幹事の方におすすめなのが、デジタルツールの活用です。従来のアナログ運営と比較してみましょう。

📊 アナログ運営 vs デジタルツール活用

項目

アナログ運営(パワポ・紙)

デジタルツール活用(Ennoshita等)

準備の手間

スライド作成、回答用紙の印刷、ペンの用意など多大

テンプレートを選んで問題を登録するだけ。最小限

当日の進行

パソコン操作と司会進行の並行が大変

スマホで操作可能。進行がスムーズ

回答形式

挙手やスケッチブック。後ろの席から見えにくい

参加者の手元のスマホに表示。全員が見やすい

集計・結果

手作業で集計。時間がかかりミスも起きやすい

リアルタイムで自動集計。瞬時にランキング発表

盛り上がり

結果発表までタイムラグがあり、熱が冷めやすい

回答状況がグラフで動くなど、ライブ感がある

Ennoshitaで実現するスマートな懇親会

特に大人数の懇親会や、スクリーンが見えにくい会場、あるいはオンライン開催の場合、クラウド型リアルタイムクイズサービス「Ennoshita」の導入が効果的です。

Ennoshitaを使えば、参加者はQRコードを読み込むだけでゲームに参加できます。専用アプリのインストールも不要です。

  • 準備が簡単:クイズの問題を考えるだけで、デザインされたスライドが自動生成されます。

  • 誰でも参加可能:スマホさえあれば、会場のどこにいても、オンラインからでも参加できます。

  • 圧倒的なライブ感:誰が一番早く正解したか、どの選択肢が人気かなどがリアルタイムでスクリーンに映し出され、テレビ番組のような演出が可能です。

幹事は煩雑な集計作業から解放され、会場の盛り上げや参加者とのコミュニケーションに集中できるようになります。

5. よくある質問(FAQ)

Q. 懇親会のゲーム時間はどれくらいがちょうどいいですか?

A. 全体で30〜40分が目安です。 アイスブレイク(10〜15分)とメインゲーム(20〜30分)の2部構成がおすすめ。盛り上がっているうちに終わらせるのがコツです。

Q. オンライン懇親会でも使えるゲームはありますか?

A. はい、十分に使えます。 スマホ参加型クイズ、ウソ・ホントゲーム、共通点探しなどはZoomやTeamsでも問題なく進行できます。画面共有でランキングを表示すれば、対面と変わらない盛り上がりが作れます。

Q. 役員も参加するフォーマルな懇親会で避けるべきゲームは?

A. 体を激しく動かすゲームや、下ネタ・容姿いじりになりやすいゲームは避けましょう。 座ったまま参加できるクイズ大会や、知識・運など公平な要素で勝敗が決まるゲームがおすすめです。


6. まとめ:参加者全員が楽しめる懇親会を目指して

懇親会におけるゲームは、単なる時間つぶしではありません。参加者の緊張を解き、会話のきっかけを作り、部署や拠点を超えた「横のつながり」を生み出す重要な施策です。

今回ご紹介した15選の中から、自社の目的や雰囲気に合ったものを選んでみてください。そして、準備や進行に不安がある場合は、テクノロジーの力を借りることも検討しましょう。

幹事が明日からやるべきアクションプラン

  • 目的の再確認:今回の懇親会で達成したいゴール(交流、学習、慰労など)を決める。

  • ゲームの選定:参加人数と目的に合わせ、記事内のリストから候補を2〜3個絞る。

  • ツールの検討:準備時間を短縮し、演出を強化するために Ennoshita のようなツールの導入を検討する。まずは無料プランで操作感を試してみるのがおすすめです。

  • リハーサル:同僚を巻き込んで、一度通しでやってみる。

「準備は大変だったけど、やってよかった!」

そう思える最高の懇親会になるよう、まずは小さな一歩から始めてみましょう。Ennoshitaは、そんな幹事の皆様をシステム面から強力にバックアップします。

参加者

1

人あたり

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参加者80人で利用した場合の参考価格