結婚式の二次会、幹事を任されたあなた。「ゲスト全員に喜んでもらいたい」「せっかくなら記憶に残る会にしたい」と意気込んでいるものの、景品選びで頭を悩ませてはいませんか?
「どんな景品が人気なの?」「予算はどれくらいが相場?」「マンネリにならずに盛り上がる景品って何だろう?」
二次会の成否を左右すると言っても過言ではない景品選び。しかし、ゲストの年齢や性別も様々で、全員が満足する景品を選ぶのは至難の業です。二次会の景品・ギフトにかける費用は参加人数に対して1,000円~2,000円程度が相場となっており、決して安くない出費だからこそ、絶対に失敗したくないのが幹事の本音でしょう。
この記事では、そんな悩める幹事のあなたのために、景品選びのガイドから、予算別の具体的なおすすめの景品、さらには見落としがちな注意点までを網羅した「完全ガイド」をお届けします。この記事を読めば、景品選びの不安が解消され、自信を持って二次会当日を迎えられるはずです。
失敗しない景品選びのガイド - 成功への3ステップ
やみくもに景品を探し始める前に、まずは基本となる戦略を立てることが成功への近道です。以下の3つのステップに沿って、景品選びの土台を固めましょう。
ステップ1:予算と個数の現実的な計画
最初に決めるべきは、景品にかける全体の予算と、用意する景品の個数です。一般的に、景品は参加人数の2〜3割程度の個数を用意するのが目安とされています。例えば、ゲストが50人なら10〜15個程度です。
予算配分のポイント: 全ての景品を均等な金額にするのではなく、メリハリをつけることが重要です。豪華な「目玉景品」を1〜2点、中程度の景品を3〜5点、残りを参加賞に近い「バラマキ景品」にするなど、ランク分けをすることでゲストの期待感を高めることができます。
景品ランク | 予算目安(1個あたり) | 個数 |
|---|---|---|
目玉景品 | 30,000円~ | 1~2個 |
中当たり景品 | 5,000円~10,000円 | 3~5個 |
バラマキ景品 | 1,000円~3,000円 | 残り全部 |
ステップ2:ゲスト層の徹底分析
次に、参加するゲストの顔ぶれを思い浮かべてみましょう。年齢層、男女比、新郎新婦との関係性(友人、会社の同僚など)を分析することで、喜ばれる景品の傾向が見えてきます。
✅ ゲスト分析チェックリスト
ゲストの平均年齢は? 20代が多いか、30代以上も多いか?
男女比はどちらかに偏っているか?
独身者と既婚者の割合は?
会社の同僚が多いか、学生時代の友人が多いか?
遠方からのゲストはいるか?(持ち帰りやすさへの配慮)
例えば、20代の独身者が多いならトレンドの美容家電や体験ギフト、ファミリー層が多いなら高級食材やお子様も喜ぶおもちゃなどが候補に挙がります。
ステップ3:テーマ設定で統一感を演出
景品全体にテーマを持たせることで、二次会に統一感が生まれ、より一層おしゃれな印象になります。新郎新婦の趣味やキャラクターに合わせてテーマを設定してみましょう。
テーマ例:
「おうち時間充実」セット: 高級コーヒーメーカー、リラックスグッズ、動画配信サービスのギフトカードなど
「アクティブ&アウトドア」セット: ポータブルスピーカー、アウトドアブランドの小物、ペアBBQチケットなど
「美食家も唸る」グルメセット: 有名レストランの食事券、ブランド和牛の目録、産地直送の海鮮セットなど
テーマを決めることで、景品選びの軸が定まり、迷う時間が格段に減るというメリットもあります。
【予算別】ゲストが本当に喜ぶ!おすすめの二次会の景品とは?
ここでは、最新のトレンドと定番の人気を考慮した景品を、予算別にご紹介します。景品選びの参考にしてください。
予算3,000円以下:参加賞やサブ景品に最適
この価格帯は、多くの人に渡せる「数」で勝負。もらって少し嬉しい、気の利いたアイテムが人気です。
有名店のスイーツ詰め合わせ: 消え物なので誰にでも喜ばれやすい定番。
ちょっとリッチな入浴剤セット: 日常の疲れを癒すアイテムは女性に特に人気。
デジタルギフトカード(1,000円分): スターバックスやAmazonなど、使い勝手の良いものが◎。
予算5,000円~10,000円:ゲームが盛り上がる中当たり景品
この価格帯は、ゲストの「欲しい!」を引き出す重要な役割を担います。自分ではなかなか買わないけれど、もらうと嬉しいアイテムが狙い目です。
有名テーマパーク ペアチケット(目録): 当たった時の盛り上がりはNo.1。
高級グルメお取り寄せセット(目録): ブランド和牛や海鮮など、特別感のある食材。
スマートスピーカー: 生活を便利にするガジェットは男女問わず人気。
予算30,000円以上:誰もが狙う豪華な目玉景品
二次会のクライマックスを飾る目玉景品。最新家電や旅行券など、誰もが憧れるアイテムで会場のボルテージを最高潮にしましょう。
景品カテゴリ | 具体的な景品例 | こんなゲストにおすすめ! |
|---|---|---|
最新家電 | ロボット掃除機、高機能ドライヤー、全自動コーヒーメーカー | 20代~30代のトレンドに敏感な層、共働き夫婦 |
旅行・体験 | ペア温泉旅行券、クルージングディナーチケット | 年齢を問わず、非日常体験を求めるすべての人 |
エンタメ | 最新ゲーム機、ワイヤレスヘッドホン | 20代~30代の男性、インドア派のゲスト |
テーマを設定した景品選びの事例
✅ 事例:友人主催の二次会- 「二人の思い出」テーマで感動を演出
新郎新婦が旅行好きだったことから、幹事グループは景品のテーマを「旅」に設定。目玉景品には「JTB旅行券5万円分」を用意。さらに、サブ景品として各国のビール飲み比べセットや、新郎新婦が旅先で出会ったおすすめのご当地グルメなどを揃えました。景品紹介の際に新郎新婦の旅のエピソードを交えることで、会場は温かい笑いと感動に包まれるでしょう。単なる景品ではなく、二人を祝福するストーリーの一部となります。
景品選びにおける3つの注意点
景品選びには、思わぬ落とし穴も存在します。ここでは、幹事が陥りやすい失敗パターンとその対策をご紹介します。
① 景品の「持ち帰りやすさ」問題
豪華な景品を選んだつもりが、ゲストの負担になってしまうケースです。例えば、大きな家電や重い食品、要冷蔵の生鮮食品などは、特に遠方からのゲストや、三次会へ流れるゲストにとっては持ち帰りが大変です。
対策: 大きな物やかさばる物は、「目録」や「ギフトパネル」を活用しましょう。後日、当選者の自宅へ直接配送されるため、ゲストの負担をゼロにできます。
② 「万人受け」の罠と多様性への配慮
「誰にでも喜ばれるものを」と考えるあまり、無難で面白みのない景品ばかりになってしまうことがあります。また、例えばアルコール類は飲めない人にとっては嬉しい景品ではないですし、キャラクターグッズは好みが分かれるため、それぞれ配慮が必要です。
対策: 当選者が複数の選択肢から選べる形式を取り入れるのが有効です。また、性別や年齢を問わないグルメや体験ギフト、現金に近い商品券などをバランス良く混ぜることを意識しましょう。
③ 景品購入のタイミングと在庫リスク
二次会の直前に慌てて景品を買いに行くと、目当ての商品が品切れになっている可能性があります。一方で、あまりに早く購入しすぎると、自宅での保管場所に困ったり、食品の場合は賞味期限が気になったりします。
対策: 景品のリストアップは1ヶ月前までに完了させ、ネット通販などを活用して2週間前までには手配を終えるのが理想的なスケジュールです。目録タイプの景品はかさばらないため、早めに手配しても安心です。
まとめ:景品選びを成功させ、二次会を最高に盛り上げる次の一歩
結婚式二次会の景品選びは、予算設定、ゲスト層の分析、テーマ設定という3つのステップを踏むことで、スムーズに進めることができます。ゲストの顔を思い浮かべながら、感謝の気持ちを込めて選んだ景品は、きっと二次会を忘れられない時間へと導いてくれるでしょう。
さて、素晴らしい景品リストが完成したら、次に考えるべきは「どうやってその景品を渡すか」です。ただ名前を呼び上げて渡すだけでは、せっかくの景品も魅力が半減してしまいます。景品を最大限に活かし、会場のボルテージを最高潮に高めるのが、ゲームや余興の役割です。
ビンゴや抽選会も定番ですが、もし新郎新婦にまつわるクイズ大会を企画しているなら、スライド作成や集計の手間が大きな負担になることも。そんな幹事の皆さんにおすすめしたいのが、当社のリアルタイム参加型クイズサービスennoshitaです。
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最高の景品と、最高の演出。この二つが揃った時、あなたの企画した二次会は、新郎新婦にとってもゲストにとっても、一生忘れられない特別な一日となるはずです。